今では、多機能で高性能なエアコンは数多く販売されています。消費電力を抑えた省エネ効果が高いもの、エアコンの音が静なもの、最近ではフィルター自動掃除機能が付いているエアコンもあります。一般的によく知られていないフィルター自動掃除機能にはどういった働きがあるのでしょうか。


・働き

フィルター自動掃除機能には、エアコンにおいてフィルターに付着したゴミやホコリなどを自動で取り除いてくれる機能です。

・メリット

エアコンに溜ったゴミで空気の流れが妨げられ、冷房や暖房の効率が悪くなり本来の能力をフルに発揮できなくなってしまう事を防いでくれます。
効率良く性能を維持できる為、消費電力を抑える事が可能になり、節約となるメリットも十分にあります。しかし、自動掃除機能が付いていても落とせないものがあります。

・カビの繁殖やタバコのヤニなど

「カビ」「タバコのヤニ」「油」などは自動掃除機能が働いていてもこの汚れは取ってくれません。エアコンの内部には結露による湿気とフィルターをすり抜けてくる微粒のホコリを媒介にしてカビは必ずといっていいほど発生していまします。

・タバコの煙は防げない

タバコの煙は4,000種類以上もの化学物質が含まれているとされていて、発がん性物質は約60種類もあると言われています。フィルターは、そのタバコの煙を完全に防ぐ事はできません。

・料理をする時に使う油

生活をする上で料理は毎日と言っていい程行いますが、何気なく使っている油も蒸発をして部屋中に漂ってしまいます。エアコンの働きは空気を吸ったり、吐いたりするエアコンの働きで蒸発した油が内部まで入り込み、付着して汚れやカビなどの雑菌の養分になり、いやなニオイの原因にもなってしまいます。こちらも自動掃除機能では効果は望めません。

・動作不良が起きやすい

自動掃除機能周辺は、センサーがいくつかあり、ホコリやゴミが溜ってくると誤作動を起こしてしまい、正常に作動ができず汚れが蓄積されていくという状況になる可能性があります。


業務用エアコン

自動掃除機能が登載されているエアコンにも、人間の手で行うエアコン掃除は必要になってきます。
当社ではエアコンクリーニングを承っており、業界では初めての保証期間を設けておりますので、お客様の快適な空間をご提供できるよう努めています。気になった点やご相談はお気軽にお問い合わせください。